第8回目のシンポジウムは、約400名のご来場者の中、講師に柳澤大輔氏を招いて開催しました。柳澤さんは21年前の1998年に学生時代の友人と一緒に「面白法人カヤック」を設立し、ウェブサイトやソーシャルゲームなどのコンテンツ制作、コミュニティ運営などを核に幅広いサービスを提供する事業を展開されている方です。現在はその事業スキルを応用して、地域から始まる新たな資本主義の形を模索し、本社を構える鎌倉市をモデルにまちづくりの様々な取り組みを「鎌倉資本主義」として発信しています。

シンポジウム後半は、茅ヶ崎でウェブサイト制作会社を経営する三木五月さん(株式会社ニュートラルワークス)、そして地元茅ヶ崎の出身で映画監督として活動する山本康士さん、全国のまちづくり事業の専門家、関幸子さん(ローカルファースト研究所代表取締役)の3名にも参加いただきこれからのまちづくりへの想いを語っていただきました。

来場者アンケート集計結果

~ご来場の皆様からいただいた声をご紹介します~

◇基調講演ならびにパネルディスカッションに関する感想、コメントなど
  • 頑張っている人を応援したい。胸を張って茅ヶ崎が好きと言えます。だからこそ、もっと地域を盛り上げていきたいです。(30代/女性)
  • 市民ひとりひとりが興味や強みで繋がって、好きな活動を自由にできる街であってほしい(50代/男性)
  • 面白さをキーに、皆を巻き込んでいく方法論はまちづくりに活用できると思った。(40代/男性)
  • 東京を通してではなく、茅ヶ崎から世界に発信できる(20代/女性)
  • 地元密着だとよるものを受け入れなくなりがちだ、茅ヶ崎は多様性、受け入れる力がある。そんな視点で街を見るって素敵ですね。(40代/女性)
  • 茅ヶ崎すてきな町ですね。今日の話を聞いて改めて自分の住む地域と今の仕事を面白くしたくなりました。既に面白い町であること、楽しめていることに自信が持てました。これからも注目していきます!!(50代/男性)

◇今後、シンポジウムやジャーナルで取り上げて欲しいテーマ、ローカルファースト研究会事業に対するご要望など
  • 実際に地域でプロジェクトを行っている人たち、ローカルファーストジャーナルでとりあげられている方たちのお話を講演で聞いてみたい。あとプロジェクトには参加してないけれど、街の方にこのお店、このプロジェクトがはじまってどんな変化があったと感じるかとかも聞いてみたいです。(40代/女性)
  • 地域の個店を利用してもらえる試み、住人が地域へお金を落とす仕組み、個店が積極的にまちづくりへ参加できる意識づくりの解決策が知りたい。(40代/男性)
  • 以前にもありましたが、商店街の活性化を題材にした講演をもう一度お願いいたします。(40代/男性)
  • 地方創生という観点から石破茂議員の講演を聴いてみたい。「観光」から町の良さを知ってもらい、ローカルファーストを知って広げていく。今回非常にためになるお話を聞くことが出来て自分自身でもまずは面白がらないといけないなと感じました。そしてもっと自ら動いていけるようにしていきたいと思いました。(40代/男性)
  • 新しい発想、創造力で活躍されている方々の話でとてもおもしろかった。ローカルファーストシンポジウムは毎回違うテーマで大変ためになります。山本監督にはぜひ茅ヶ崎を代表する有名人になってほしい。三木さんの話ももっと聞いてみたいと思った。(40代/女性)