当日の様子

3月24日(木)18時より、茅ヶ崎市民文化会館にて「第3回ローカルファーストシンポジウム」を開催いたしました。

「里山資本主義」や「デフレの正体」などの著書で知られる、株式会社日本総合研究所 主席研究員 藻谷 浩介 氏を講師に迎え、あなたのライフスタイルが茅ヶ崎の未来を創る -データから見えるまちの姿- と題して人口分布・産業分野など様々な角度から地元を分析、人々が「イメージ」している姿と数字から見える「実際」の姿の相違に気付かされるとともに、今後の暮らし方のあるべき姿についてお話を頂きました。

 

第3回ローカルファーストシンポジウム

講師profile ⇓

 

今回も400名を超え立ち見が出るほどの方々にご参加いただき、また多くの方々にアンケートのご協力も頂き、大盛況に終えることができました。
藻谷浩介 氏の講演は客席参加型で、貿易・福祉・医療など様々な分野から次々と繰り出される質問に積極的に答えながら、自分の「イメージ」とデータから見る「本当の姿」がどれほど異なっているかに気付かされ、参加者の皆様がどんどん引き込まれていくものでした。

 

第3回ローカルファーストシンポジウム

 

当日は午後から 藻谷浩介 氏 とともにローカルファースト研究会のメンバーがまち歩きを慣行。浜見平商店街(Local First ショップ) ~ 柳島エリア ~ サザンビーチ ~ サイクリングロード ~ 茅ヶ崎野球場 ~ 一中通り ~ 鉄砲通り ~ 雄三通り ~ 茅ヶ崎駅南口 ~ 茅ヶ崎駅北口エメロード を3時間かけて歩き、実際に目で見ながら、今後の茅ヶ崎のまちの可能性について様々な気づきを得ました。
シンポジウムでは藻谷氏の講演後、この「まち歩き」についての報告が行われました。

 

第3回ローカルファーストシンポジウム

 

地元茅ヶ崎の「長谷川書店」様にご協力いただき、ローカルファーストや藻谷浩介氏に関わる著書を販売。
素晴らしい講演の後で、書籍の前には黒山の人だかりができるほどの大盛況でした。

 

第3回ローカルファーストシンポジウム

 

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
次回は2016年9月14日(水)、同会場にて「なぜローカル経済から日本は甦るのかGとLの経済成長戦略」や「地方消滅 創生戦略編」などの著書を執筆されている、株式会社経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO 冨山 和彦 氏を講師に迎え、ローカルファーストについてお話を頂く予定です。
どうぞご期待ください!

 

第3回ローカルファーストシンポジウム

 

INFO会員サイトにてシンポジウム動画をご覧いただけます。

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講師プロフィール

『里山資本主義』著者

藻谷浩介

(株)日本総合研究所 主席研究員
(株)日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問 (非常勤)
特定非営利活動法人ComPus地域経営支援ネットワーク 理事長 (無報酬)

❚ profile

山口県生まれの55歳。平成合併前 3,200市町村のすべて、海外 106ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し、精力的に研究・著作・講演を行う。
2012 年より現職。著書に『デフレの正体』、『里山資本主義』(KADOKAWA)、『完本 ・ しなやかな日本列島のつくりかた』、『観光立国の正体』(新潮社)など。
近著に、『世界まちかど地政学 Next』(文藝春秋)