
当日の様子
「ファーマーズマーケット」、「ホールフーズマーケット」、そして「オーガニカル・グランカンパニー」。
売り先が複数ある事で、安心して農産物を栽培することが可能です。消費者(使用者)にとっても生産者と繋がりコラボレーションできる機会がいくつも存在し、その最たるものが「ファーマー・シェフ・コネクション」。
これら様々な仕組みがある事で、ポートランドでは生産者と消費者(使用者)との間に、より一層強固な、サスティナブル(持続制のある)な関係構築が生み出されていることなど、『生産者と消費者が一体となる』ことについて、田村なを子さんよりお話をいただきました。
ローカルファースト研究会の亀井泰人をコーディネーターに、それぞれの「職業」を通じたローカルファーストとはどのようなものが挙げられるか、また講演を受けて今後どのような取り組みが考えられるかなど、活発な意見交換が行われました。
今回も約320名の大勢のみなさんのご参加、加えてアンケートにも数多くご協力いただけた大変ありがたい状況の中、第1回シェフズミーティングを終えることが出来ました。皆様、本当にありがとうございました。
講師プロフィール

自然食レストラン「Chef Naoko」シェフ
田村 なを子氏
❚ profile
アメリカオレゴン州ポートランドでオーガニックレストランを経営する女性シェフ。2007年にポートランドに移り「21世紀の子ども達に安全な食べ物と綺麗な地球を引継ぐ」という想いにより自然食レストラン「Chef Naoko」をスタートした。生産者の顔が見える新鮮な地元の食材で料理を作るこだわりと姿勢が地元をはじめ多くの人に支持され活躍。ポートランドの店は拡張工事の際に建築家隈研吾氏がそのデザインを手掛け、提供する食事と合わせて日本の美しさと伝統を発信している。またデルタ航空ポートランド発成田行きのビジネスクラスの機内食では彼女の和食を味わうことができる。